本当に無料でできるの?条件はなかった?
条件は気にした方がいいよ、しばけん。思わぬ罠があるから。
光回線工事費実質無料の罠とは
契約期間が非常に長くなる
というものです。
どうしてそうなるのでしょうか?
このカラクリを知れば、「無料!」とか「今ならキャンペーンです!」などという言葉にだまされず、(実際、光回線会社は全く損をしていません)
本当にお得で快適に使える光回線を選ぶことができるでしょう!
光回線の工事費実質無料は罠。その代償とは!
わかったよしばけん。
そんなに興奮しないで。
せっかく仕入れた情報を罠だって言われて傷ついたんだね、ごめんね。
まず、ちゃんと注意して確認してほしいのが、
その工事費は
「無料」なのか「実質無料」なのか
という違い。
それが違うんだよ、しばけん。
本当は超高い工事費が発生している
工事費「無料」を押し出しているキャンペーンは本当に無料にしている、とてもお得なサービスでしょう。
その場合も何らかの条件が付いていることが多いので、結局損をする条件になっていないか注意して下さいね。
○○というオプション加入が条件、などなどです。
しかし、問題は工事費が「実質無料」と表記されているところ。
本当はとても高い工事費が発生しているんだ。
嘘にはならないように「実質」って言葉を付けているんだよ。
そういう会社はけっこうあります。
実質無料といっている大手光回線サービスの実際に発生している工事費一欄
一戸建て | 集合住宅 | 工事費無料キャンペーンの意味 | |
ドコモ光 | 18000 | 15000 | 完全に無料 |
OCN光 | 18000 | 15000 | 実質無料(40ヶ月) |
auひかり | 37500 | 30000 | 実質無料(50ヶ月) |
ソフトバンク光 | 24000 | 24000 | 実質無料(24ヶ月) |
So-net光 | 24000 | 24000 | 実質無料(48ヶ月) |
NURO光 | 40000 | 40000 | 実質無料(30ヶ月) |
BIGLOBE光 | 30000 | 27000 | 実質無料(40ヶ月) |
ドコモ光はキャンペーンの時、本当に工事費は0円にしています。
この(○○ヶ月)というのは
工事費を割引していく期間のことです。
毎月少しずつ割り引くことによって長期間の契約を強制
ここに、光回線業者が儲ける仕組みが隠されているんです。
でも一例としてauひかりに注目してみて、しばけん。
37500円もの工事費が割引かれるのは一見すごいお得に見えますが、その割引が終わるのはいつでしょう?
50ヶ月後です。
もしその前に解約をすると、残りの工事費用を払わなければいけません。
そう。でも50ヶ月以上契約し続ければ、工事費用は0円になるので、「実質無料」なんだよ。
→つまり、工事費を払いたくなければ、契約し続けよ!ということ。
工事費をちょっとずつ割り引いても、長い契約で基本料金を徴収出来れば会社にとってはずっと大きな利益になるんです。
そしてカラクリはこれだけじゃないんです!!!
結局6年契約!?
ズバッと言いますと、
「工事費用の割引期間」と「光回線の契約自動更新期間」の期間の違いによって簡単に解約できなくなっています。
ちょっと下にまとめた表をご覧下さい。
工事費割引期間 | 自動更新契約期間 | 解約違約金 | |
ドコモ光 | 完全に無料 | 2年(24ヶ月) | 13000 |
OCN光 | 40ヶ月 | 3年(36ヶ月) | 20000 |
auひかり | 50ヶ月 | 3年(36ヶ月) | 15000 |
SOFT BANK光 | 24ヶ月 | 2年(24ヶ月) | 9500 |
So-net光 | 48ヶ月 | 3年(36ヶ月) | 20000 |
NURO光 | 30ヶ月 | 2年(24ヶ月) | 9500 |
BIGLOBE光 | 40ヶ月 | 3年(36ヶ月) | 20000 |
上記を見てみるとわかりますが、多くの光回線サービスが自動更新契約期間よりも、工事費割引期間が長くなっています。
ツイッターでもこんな意見がありました。
3年縛りの光回線
たぬきち (@poncotsu_chan)さんのツイート
工事費無料の特典は40ヶ月の契約が必要
おかしくねーか?
このズレがあるので、
自動更新期間を優先してやめようとすると → 工事費用を払わなければいけなくて、
工事費用の割引を受けてやめようとすると → 途中解約違約金が発生するという…
本来3年契約なのに、3年契約では辞められなくて結局倍の6年の契約になってしまう…
罠…ですよね。
大きな会社ほど、このカラクリを使って儲けているよ。
通信サービスにはたくさんのカラクリがありますからしっかり選びましょう!
光回線を選ぶならリスク無く簡単に解約できるサービスがよい理由
生活しているといろんな変化がありますよね。
さまざまな理由(転勤、結婚、自然災害被災などなど)による引っ越し
ネット環境(5Gの登場、自宅にいることが少なくなるなど)の変化
といったいろいろな理由によって
自宅の固定回線の変更をしなければいけない
事情が生じ得ます。
そんな時に長い契約をしているとどうなると思います?
光回線解約するの違約金工事費等含めて7万円オーバーとか高すぎやわー。
繁忙期の梱包荷解き込引っ越し費用20万やし新居に引っ越すのにいくらかかってくるんだ(笑)
そして10万の食洗機も買うよ。
お金が飛んでくよー!!!
でな 41w♂→1y5m (@YOTSUBA_to_RINA)さんのツイート
そうです、
解約違約金と工事費用残額が一気にのしかかってくるんです。
突然の高額出費です。
なので、自宅用の光回線を選ぶ際には以下の条件を満たすものを優先する必要があります。
- 工事費用:完全無料 or できるだけ安いもの
- 契約期間:短い or いつでも無料で解約できるもの
- 月額費用:できるだけ安いもの
- 通信速度:高速で安定
①の工事費用は上記のドコモのように完全に無料にしているところか、工事費用は払うけど安いところを探しましょう。
「実質」無料は罠ですので避けてくださいね。
②契約期間に関しても長く縛りがあるところは避けましょう。
今主流になっている「3年」は長いです。
③月額費用が高くては工事費用や違約金を抑えても意味がありません。
今時、月に「5千円」を越えるものは高すぎです。
④安さを追求しすぎて本来の目的である高速安定通信ができないサービスはやめましょう。
口コミなどで「評判」をチェックして下さい。
上記の4つの項目のどれが欠けても、快適にネットを活用することはできません。
事前にしっかり確認して下さいね。
本記事でも上記4項目にかなう光回線サービスを取りあげておきます。
工事費は無料じゃないけど、ちゃんと安く、解約しやすい光回線は「enひかり」
今現在注目を浴びている光回線サービスは
「enひかり」
です。
お聞きになったことはありませんか?
今お聞きになった事がなかったとしてもやがて知る事になるでしょうね。
それぐらい、今急成長している優良光回線サービスです。
様々な良さがあるのですが、上項で取りあげた光回線を選ぶ際の必須4項目についてだけここでは簡単に取りあげておきます。
- 工事費用:16,500円
- 契約期間:なし
- 月額費用:4,620円(一戸建て)/3,520円(マンション)
- 通信速度:高速安定のフレッツ光
この「enひかり」は最初に工事費用が最大で15,000円はかかるんですが、そのあとは月額のみですし、
いつでも無料で解約可能ですので、将来どんな状況の変化があっても、工事費用残額とか中途解約違約金などの余計な出費は発生しません!
私が知っている光回線サービスの中でもピカイチの優良会社です。
詳しく取りあげた記事もありますので、よろしければどうぞご覧ください。
まとめ:光回線の工事費実質無料の代償
自宅に光回線を引こうと思う時に、確かに工事費用はネックになるかもしれません。
しかし、「実質」無料という言葉には裏があることを忘れないで下さい。
工事費「実質」無料の光回線サービスには
強制長期契約
急な解約時の高額出費
という罠があります。
なので、「やったー工事費払わなくて済むー」と思って契約しても、長期的に見ると大きな損失になる可能性があります。
ぜひ「長期的目線」で本当にお得な光回線を選んで下さいね。
「罠」という強めの言葉で記事の内容を進めてきましたが、
要は、
長期契約になっても大丈夫かどうかを考えること
です。
言いたいことはそれだけです、この記事は。
ただ、これから自宅にネットを契約する方は2021年8月にドコモから新登場した工事不要の5G回線ホームルーター「home 5G」も検討することをオススメします。
このホームルーターは別格です。
光回線を潰す気だ!と言われるほどの実力です。