モバイルWiFiと言えばWiMAXがすぐに頭に浮かぶくらい有名なサービスですが、果たしてどこでも繋がるのかという疑問がありますね。
結論!
まだ完ぺきではないが、賢く対処して快適に使うことはできる。今から持つのであれば通勤利用地下鉄などのエリア確認はしっかりと!
というのが本記事の結論です。
これは私の実体験からはっきりお伝え出来ることです。
私は実際にWiMAXを地下鉄などで使う環境で過ごした経験があります。
この記事では
- WiMAXを賢く使う方法
- WiMAXよりも地下鉄に強いモバイルWiFi
をお伝えします。
2021年5月に登場した「WiMAX+5G」サービス開始に伴い、繋がりやすさが格段に向上しています。
4Gのみならず、5G回線も利用できて超お得なサービスについて特集した記事もありますのでどうぞご覧ください。
今選ぶならベストなモバイルWi-Fiです。
やっぱりWiMAX2+は地下やトンネルでは弱いの?実際使い心地は?
移動手段は主に車や地上を走る電車だという場合は別として、地下鉄を利用することが多いと地下でもネットが使えないと結構不便です( ;∀;)
WiMAX2+はこの点どうなのでしょうか?
まず最初にWiMAX2+の弱点とも言える地下の部分とその使い心地について見てみましょう。
WiMAX2+は地下全般に弱いのか?
なぜWiMAX2+は地下に弱いと言われているのでしょうか?
ひとつには、その使用周波数の特性が関係しています。
WiMAX2+は通常2.5GHzの周波数帯域をを使っています。
電波は周波数が高くなるほど直進性が強まり、逆に周波数が低くなると柔軟性があり障害物を回り込む力が強まります。
この2.5GHzという周波数は結構高い数値です。
ですから、障害物の多い地下では威力を発揮できず、結果繋がりにくくなってしまうのです。
正直困ったというか、実際にはあきらめていた部分はありました。
逆にちょっとでも繋がったら「お?やった!」と喜ぶぐらいでしたね。
反対に電話回線の電波は周波数が低いものが採用されていますので、スピードは落ちますが障害物があっても回り込んでしっかり繋がるのが特徴です。
そういうことだね。さらにWiMAXにとって大敵という状況があるよ。
WiMAX2+の問題はやはり地下鉄走行中にあり
やはり、WiMAX2+の最大の難関が「地下での高速移動」ですね。
「地下」というだけでしたらアンテナを増やしたり、アンテナの向きをトンネル側に向けたりという工夫によってある程度カバーできますので、繋がらないことはないでしょう。
また地上であれば、WiMAX2+はたとえ時速350㎞を超える「高速移動」でも問題なく通信することができます。
しかしこの2つが一緒になっている地下鉄の高速移動中は現在のところWiMAX2+の苦手とするところです。
後述しますが、UQWiMAXも地下鉄会社と協力しながら改善に取り組んでいるものの、現在のところはWiMAXユーザー全員が満足いくほどにはWiMAX2+の環境は追いついていない状況と言えるでしょう。
もちろん、路線や区間によっては問題なく繋がるように改善されているようですので、WiMAX2+は地下鉄は全くダメというわけではありませんが。
WiMAX2+の地下鉄での実際の使い心地はどうか?口コミを調査
私自身は、日比谷線、浅草線、大江戸線を利用することが多いのですが、WiMAX2+を利用することはあまりありません。(電車内ではスマホの方が繋がりますし、どちらかというと読み物が中心の過ごし方なので)
他の利用者にとって地下鉄での使い心地はどうなのでしょうか?
Ryu Tatsuki (@RyuTatsuki)さんのツイート
家のネットが死んだせいでずっとテザリングでネットしてて今月残り通信やばばなのでwimax借りたんだけど、wimaxって地下よえーのな!地下鉄移動中まるで通信できんよー
グリコ (@ystk_grk)さんのツイート
地下鉄乗るとWiMAXがそもそも息しなくなるのがネック
南@エンジニア兼ティーアドバイザー (@_y_minami)さんのツイート
WiMAXってまだ地下鉄に対応してなかったんですね。電波入らない…
などなど、けっこう「繋がらない」というコメントの方が多いようです。
しかしそうはいっても、どこでも使えないわけではないようです。
しょうポチ (@209harrison)さんのツイート
適当に過疎な地下鉄駅の「WiMAX使えます」ステッカーの近くで測ったら速かった
あまり多くはありませんでしたが、地下鉄でも問題なく感じているツイートもありますね。実際、エリアを拡大する努力も払われているようです。
WiMAX2+のエリアは現在どんどん拡大中!
実際、WiMAX2+も地下鉄会社と協力し合って、アンテナを設置していっている(‘ω’)ノいるようです。
しばけんはWiMAX2+を使っているからね。
大変だとは思うけど「どこの地下鉄走行中でもWiMAXは問題ナシ」という日がやってくるといいですね。
しかしそれでもWiMAX2+の電波が不安定な時や、自分の利用する地下ではまだ繋がりが悪い時にはどうすればよいでしょうか?
WiMAX2+が地下で使えない時の対処方法は?
電波が悪い時に試すことのできるいくつかの対策があります。
全部で5つの対策を取り上げますね。
①WiMAX2+の無線Wi-Fiスポットを利用する
「無線Wi-Fiスポット」、これも様々な駅に設けられてきました。
持参している機器の電波の繋がりが十分でない時には、駅に設置されているこの「UQWi-Fi」という「無線Wi-Fiスポット」を利用することができます。
これは申し込みは必要ですが、UQWiMAXを契約中であれば無料で利用できるサービスです。
合わせて、これから自分の利用する駅がWiMAX2+のエリアとなっているのか、また無線Wi-Fiが利用できる駅かどうかを事前にチェックしておくとよいかもしれませんね。
まあ、事前にそこまでできる余裕のある方は少ないかもしれませんが(-_-;)
②動画や音楽のコンテンツを事前にダウンロードしておく
エリアはどんどん拡大中ですので、長時間繋がらないことはほとんどなくなっていると思いますが、それでも動画を視聴している時は
途切れてほしくない( `ー´)ノ
のではないでしょうか?
ですから、地下鉄利用中に動画視聴をすることが多いのであれば、あらかじめ動画を動画コンテンツをダウンロードしておくことで不便を解消できるでしょう!
繋がりが悪くなるのは走行中が主ですので、自宅や駅のホームなど電波が良いところで事前にコンテンツをダウンロードしておくと、走行中の車内で快適にコンテンツを楽しむことができます。
これだけの工夫で不満が解消されるのであれば試したい対策と言えますね。
③au4GLTE(ハイスピードプラスエリアモード)を利用する
このLTEを利用する方法は私は個人的におすすめできません。
おすすめできませんが、一応「方法」としては取り上げておきます。
WiMAX2+の回線電波では繋がりにくくても、LTEの電話回線であれば繋がることがよくあります。
それでWiMAX2+ではWiMAX2+の回線が繋がりにくい場所においてもネットを利用できるように「LTE回線」を利用できるオプションが用意されています。
LTE回線を利用するにはWiMAX2+でLTEのオプション契約(ハイスピードプラスエリアモード)をしている必要があります。
このLTE回線を利用すると大半の場所では通信可能となります。(もちろん万能ではありませんが)
でもねポケけん。
このLTEを利用するといろいろデメリットも生じるんだよ。
これが少しのデメリットじゃないんだ。
まず月額に1,000円が加算されます。
それだけでなく、月の使用可能通信量が「7GB」までになります。
たったの7GBです。
これはLTE回線を使うのが7GBまで、ではありません。
普通のWiMAX2+の回線の使用も合わせてトータルで7GBまでです。
その月に「一瞬」でもLTE回線を繋いだら即、
月間使用量7GB制限
オプション料金1,000円
が加わります。
私もこれには泣かされました。7GBって相当少ないですよ。
なので、どうしてもどうしてもどうしても必要な時以外は利用することをおすすめしません。
④「TryWiMAX」でWiMAXをお試し利用してみる
出典:UQWiMAX
WiMAXは15日間無料で機器を取り寄せて
「お試しで使用してみる」
ことができます。
このサービスを利用して、ご自分の活動範囲(特に地下鉄内)でWiMAXがどれだけ使い物になるのかを確認することもとても良い方法です。
akaishi (@akaishitaizo)さんのツイート
今さらですがWiMAXは無料でお試しできるので試されてはいかがですか?try WiMAXで検索で出てきます。僕はワイモバイルからWiMAXに乗り換えようとお試し借りましたが自宅の奥の部屋と地下鉄がダメで諦めました。無料で試せて有り難かったです
⑤どこでも常時繋がる無敵回線「FUJIWiFi」に変更する
出典:FUJIWiFi
最後の対策として提案できるのが、
「FUJIWiFi」というモバイルWi-Fiにする
という方法です。
これはもはやWiMAX2+ではないのですが、地下鉄や屋内に弱いWiMAX回線ではないからこそおすすめすることのできる方法です。
この「FUJIWiFi」は
エリア面では最強のモバイルWi-Fiです。
このモバイルWi-Fi、実は3大キャリア(docomo・au・Softbank)すべての電話回線を利用しているので、まさにどこでも地下鉄でもインターネットをすることができます。
しかも、
「通信容量完全無制限」です!
さらに言いますと、
「年縛りがなく、いつでも無料で解約」できます!
はっきりいってコストパフォーマンスは最高でしょう!
まとめ:WiMAX2+は地下鉄やトンネルでは繋がらない?
結論をまとめますと。
- 地下鉄でも使えるエリアは広がっている
- 電車の走行中はほぼ無理
というのが現状です。
WiMAXでも地下鉄やトンネル内で問題なくネットできるようになってほしいですね。
私も以前はWiMAXを利用していたので、現在使用されている方の苦労も分かりますし、少しでも改善されることを願います。
しかし私は、改善を待つよりも、より快適に繋がるモバイルWiFiに変えました。
そうして良かったと思っています。
今現在契約中のWiFiは「年縛りなしのモバイルWiFi」ですので、WiMAXが使えるエリアになったらいつでも切り替えられますし(^^)
現在WiMAX2+のエリアはどんどん拡大中とはいえ、本記事で取り上げました「まだ繋がりが悪い場所においての対策」があなたのお役に立てることを願っています。
おまけ情報ですが、これから自宅にネットを契約する方は2021年8月にドコモから新登場した工事不要の5G回線ホームルーター「home 5G」も検討することをオススメします。
光回線を潰す気だ!と言われるほどの実力です。
本記事も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます。