不意にやってくるもの、それが自然災害です。
そして、災害を経験する人の多くが
「自分のところは大丈夫」
と思っていたでしょう。
自然災害を避けることはできませんが、そのために事前にできるだけの備えをしておきたいものです。
ではどんな準備をしたらよいのか?
特に2020年2月頃から世界的に流行している「新型コロナ感染症」の影響もあり、自然災害に対する備えも工夫が必要です。
自分の身の回りの必要物を数日分備えることも大事ですね。
それとあわせて災害に巻き込まれたとき、自分の家族の安否が気になるものです。
親族に無事を伝える必要もあるでしょう。
その他いろいろな必要のため、通信手段がかなり重要になります。
しかし災害時はみんなが電話を使うのでなかなか繋がりません。
本記事では、通信手段に重きを置いて災害時に必要になる備えについて特集しています。
地震発生!…その時のネット環境の用意はできていますか?
日本列島は地震大国です。
痛ましい被害を何度も経験しています。
最近では「台風」も侮れません。
そのたびに何かしらを学び、次に生かせるように、被害を縮小できるように国全体で対処していきています。
個人としてできることはありますか?
これまでの経験から何を学べますか?
災害時の前に準備しておくものその①:飲食物関連
もちろん、災害発生時の備えとして優先度の高いものは、
- 水や簡易食糧
- 医薬品
- 衣類
- 身分証コピー
などなど、他にもいくつか挙げられるでしょう。
意外と忘れがちなのが、子供や赤ちゃんのための防災グッズかもしれません。
参考⇨【防災グッズ】子供・赤ちゃんに必要なのは?
「防災〇点セット」などを購入して準備しておくのも一つの手です。
しかし、本記事で提案したいのは次の備えです。
災害時の前に準備しておくものその②:通信手段
「電話をいつも持ってるから大丈夫」
と油断してしまいがちなのが、「通信手段の確保」です。
ケータイの充電セットを用意しておくことも大切ですが、意外と忘れられるのが災害が発生すると電話回線が混雑するという事実です。
それにそういう時は、電話回線を救急関連のやり取りに譲りたいものです。
地震地域、電話は繋がりにくくなってるみたいだけど、LINE電話は繋がるとの情報も…もし、緊急の連絡がある方はLINE電話や他のSNS等で助けを求めたりしてみてください。無論、これも見れてない可能性もあるけど、偽善かもだけど。3.11の時、俺も連絡を取ったのはツイッターだったから。
古坂大魔王 (@kosaka_daimaou)さんのツイート
また最近生じた台風21号による被災状況では…
台風21号の影響によりドコモの携帯電話がご利用いただけない、またはご利用しづらい地域の詳細については、Webサイト内の重要なお知らせ、復旧エリアマップでご確認になれます。現在復旧作業に努めておりますので、ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
NTTドコモ (@docomo)さんのツイート
と、NTTからこのような案内も出ていました。
ですから、地震などの災害発生時は、電話回線よりもインターネットを利用したデータ通信を活用できることがかなり重要です。
もちろんスマホがあればいくらかデータ通信でのやり取りは可能です。
しかし、スマホでのデータ通信はプランが高額なため、インターネットは主に家の固定回線を使い、スマホのプランは小さなデータ容量にしている場合が少なくありません。
ですから、いざという時にすぐデータ容量が限界に達するかもしれません。
ちなみに5Gは災害対策の点でも大きな期待がなされています。
5Gの特徴の一つが「多数端末同時接続可能」というものです。
災害時は多くの人が同時に通信を必要としますが、5Gはそれを問題なくしっかり処理できます。
しかし、残念ながら2021年現在ではまだ十分に5Gの範囲が広くありませんので、今後に期待というところです。
いつでもネット環境を確保するためにはモバイルWi-Fiがベスト
地震や災害に直面するときに、いつでもネット環境を確保する一つの手段として
持ち運び可能なネット「ポケットWi-Fi」
を利用する、という選択肢があります。
ポケットWi-Fiならどこでも使えます。
充電コードも持ち歩けば、ずーっと使えます。
災害時に役立つだけではありません。
災害のない平時に利用するにも快適にネットを活用できます。
最近のポケットWi-Fiは固定回線にも迫る勢いで進化しているので、多くのインターネット利用者が自宅に固定回線を引くよりも持ち運び可能なポケットWi-Fiを契約することを選んでいます。
今おすすめのポケットWiFiであればスマホの通信プランよりもはるかに大容量の通信が可能ですので、肝心な時に通信制限を受けるという心配もありません。
平時も災害時ももってこいのWi-Fiだと言えるでしょう。
おすすめできるモバイルWi-Fiは
- WiMAX+5G
- ギアWi-Fi
です。
この二つは超優秀です。
よければどうぞ特集記事をご覧ください。
災害時のもう一つの盲点⇒充電ができない(‘Д’)時に頼りになるポケットWiFi
上記までは通信回線が電話と別個であるゆえにポケットWiFiが必須であるという点を挙げました。
しかし…
「あ、家が停電。」…( ゚Д゚)
という災害時にもう一つ通信を妨げる要素となるものがあります。
地震で停電してる地域の方、携帯電話の電源の確保が大変だと思いますが、地域の公民館や小学校でモバイルバッテリーの貸し出し、フリーwifiがあるところを当たってみてください。またスマホの回線は4Gより3Gのほうが繋がります。こちら大阪南部も停電の復旧がまだなのでこれで少し助かってます。
もも (@momodog22)さんのツイート
下記は北海道地震の状況です。
台風で停電して 復旧したかと思ったら3時間後に地震で停電……久々のツイートです。みんな元気です!心配してくださった皆さん、ありがとうございます。
ましこ牧場 (@ys225kklx450)
電気はさっき復旧しました!家には携帯がまだ使えないため街からのツイートです。
スマホの電池が減っていくのと変わらず、ポケットWiFiも使えば電池は減っていきます。
ですので、できるだけ電池容量の大きいモバイルWi-Fiが必要でしょう。
現在多くのポケットWiFiの通信可能時間は10時間前後です。
私がおすすめできるポケットWiFiは20時間持ちますので、自宅が停電して家のインターネットが使えない!という状況でもこのポケットWiFiさえあれば大丈夫です。
被害甚大でネットも繋がらない!時に自分の安全確保と家族の安否確認をする方法!
電話もネットも繋がらない!これは非常に深刻な事態ですが、現実に起こってきたことでもあります。
昨日から電話、ネット、LINE、Twitterが全然繋がりません
ぷーたん(ぷりん🎀)⭐ポメラニアン (@purin_2008_10_1)さんのツイート
充電がドンドン減るばかりで情報が全く得られず不安です
今朝、北海道新聞が届き「平成30年北海道胆振東部地震」と名付られた事、震源地は震度7だった事を知りました
1日がとてつもなく長いです
また長い長い夜が始まるのかな‥
自分自身の安全確保のために「避難場所の把握」が必要ですし、災害発生時に一緒に行動していなかった家族の安否も気になります。
電話もネットも繋がらないなかで頼りになるアプリが
です。
- オフラインでも地図が開けて、避難場所が表示される
- 家族のケータイが少しでも移動したときに、その情報を知らせてくれる
- 無料WiFiスポットを教えてくれる
などの緊急時にありがたい機能を発揮してくれます。
平時にもさまざまな優良スポットを教えてくれるすぐれものですので、観光したいときにも役立ちます。
このアプリは有料だったのですが、自然災害の頻発なども影響し2018年5月から「無料」提供となっています。
まとめ:電話が繋がらない!地震や災害時のネット環境確保できていますか?
地震やその他の災害はいつ自分の身に降りかかるか分かりません。
しかも最近の日本列島は自然災害が激増しているように思います。
「今」備えておく必要があります。
おすすめの備えとして
- 持ち運び可能なモバイルWi-Fi
- ポケットシェルター(アプリ)
あなたは準備が整っているでしょうか?
「いざという時」はすぐそこに来ているかもしれません。
災害列島日本において生活する知恵を身に着け、実践していきましょう。
もしかすると災害が身近で起こった時、あなたの準備があなただけではなく他の人を助けるかもしれません。