光回線は安定感のあるとても良いインターネットサービスです。
しかし、
工事が必要
という難点があり、全ての人が利用できるわけではありません…残念。
本記事では
- 【戸建て】で光回線の工事ができない状況
- 【アパートやマンション】で光回線の工事ができない状況
- 工事ができないことが直前(最悪当日)にしかわからないこともある
- 光回線の工事ができない場合に選べるインターネット
についてお伝えいたします。
自宅で光回線工事ができない場合どうすれば良いか、先に結論をあげておきますと…
結論:ホームルーターを利用する
光回線の工事ができない場合の代替方法はいくつかあります。
ホームルーターの出始めはあまり評判が良くなかったですが、天下のドコモが提供し始めたdocomo「home5G」はすごく優秀なインターネット回線です。
ちょうど今なら18,000円還元特典がついているようですし。
今予約なら端末39600円も無料になるようです。
(人気すぎて1ヶ月待ちの時期もありましたが、今現在(2022年2月)は確認したところ大丈夫でした。そして何をかくそう私も契約しました^^)
契約しました。
home5Gについて詳しく取り上げている記事もありますのでよければどうぞご覧ください。
【戸建て】で光回線の工事ができない状況
建物を【戸建て】タイプと【集合住宅】タイプに分けて、それぞれの工事ができない状況を取り上げます。
まずは【戸建て】タイプの光回線工事ができない理由として
- 光回線の提供エリア外
- 河川や国道を横切る工事が必要
- 電線が地中にある
- 敷地所有者の許可が下りない
という状況が挙げられます。
光回線提供エリア外
これは特に田舎の地域に見られる状況かもしれません。
光回線がその近くまで敷設されていなければ、自宅に光回線を引き込むことはできません。
将来、光回線がその地域にまで提供されるかどうかは、各光回線の提供会社サイトで確認することができるでしょう。
河川や国道を横切る工事が必要
光回線が近くまで来ているのは来ているんだけど、自宅との間に河川や国道がある場合それを横切って延伸する工事が必要になります。
かなり大掛かりな工事になりますので、ハードルは高くなりますね。
国への許可申請も必要です。
国はさまざまな要素を考慮して許可を出しますので、ある場合は許可が下りないこともあります。
当然、許可が下りない場合は工事もできません(涙)
電線が地中にある
最近増えているのが、電線の地中埋設。
電柱が林立しているのは景観を損なうという観点もあり、特に新しい住宅地などでは電線の埋設が行われている地域があります。
光回線業者によっては地中に埋設された光ファイバーの工事ができません。
都市化が進んだ地域においても、光回線を引く上では意外な不便さが出てきますね。
敷地所有者の許可が下りない
これは滅多にないケースかもしれません。
光回線を利用するには、電柱から光ファイバーを自宅に引き込む作業が必要なのですが、電柱と自宅の位置関係によっては、
隣の敷地を通る可能性があります。
その場合、その敷地所有者の許可が必要です。
よほど邪魔な形じゃなければ許してくれるでしょうけど、絶対ではないですし、将来何かの事情で急に許可が取り消されるかもしれません。
【アパートやマンション】で光回線の工事ができない状況
さらに今度は
【集合住宅】つまり、アパートやマンションタイプでの光回線工事ができない状況を取り上げます。
- その建物専用(限定)のネット回線がある
- 配線装置が古くて使えない
- 配線装置が全て使用されている(空きがない)
- オーナー(大家さん)の許可が下りない
が挙げられます。
その建物専用のネット回線が用意されている
最近はかなり増えています。
新しい集合住宅ではほとんど独自のネット回線を用意しているのではないでしょうか。
光回線などはどうしても工事が必要であるため、前もって用意しているわけです。
しかし、自分の使いたい回線ではない場合に困ってしまいますね。
多くの場合、その他の回線をつなげるための工事は許可されないでしょう。
配線装置が古くて使えない
これは古い建物にありがちな状況です。
集合住宅で光回線を繋ぎたい場合、
比較的新しい集合住宅では「MDF室」という場所から光ファイバーケーブルを分配する装置を利用できますが、
古い集合住宅の場合は電話線を利用したVDSL方式が採用されることが多いです。
でもその配線設備が古かったり、破損していると使用できません。
最近は自宅固定の電話を使用しない家庭も多いですので、わざわざ電話線を修理してくれることも期待できないでしょう。
配線装置が全て使用されている(空きがない)
上項で説明しているように、「MDF室」という場所にある集合装置から光ファイバーケーブルを各部屋に配線しているのですが、
その集合装置に空きポートがない場合は光回線工事を行うことができません。
こんな単純な理由で工事できないのは残念すぎますね。
オーナー(大家さん)の許可が下りない
これは賃貸ゆえに仕方のないことですが、オーナーの意向が全てです。
光回線工事は建物の外部にも内部にもある程度の処理をしてキズがつきます。
建物に手を加える必要がある場合はオーナーの許可が必要です。
許可してくれる場合もあるでしょうけど、確実ではありません。
すでにその集合住宅備え付けのネット回線が用意されている場合は特に、新たな回線工事を行う許可は下りにくいと考えられます。
もし、許可が下りたとしても、退去時に原状回復を求められる可能性も高確率で考えられます。
工事ができないことが直前(最悪当日)にしかわからないこともある
光回線工事ができない可能性がある
【戸建て】タイプで4つの状況
【集合住宅】タイプで4つの状況
を取り上げましたが、それらを無事通過して契約が進んでも
「やっぱり工事できませんでした」
となる可能性もあります。
しかも最悪の場合は工事当日に。
多くの場合は事前調査までの段階で工事可能かどうかは識別できますが、
例えば上項でも取り上げた
- 配線が破損している
- 配線ポートの空きがない
- 他の不測の要因
などによって当日、工事ができないことが判明することもあります。
光回線の工事は通常1ヶ月以上(2ヶ月待たされることも普通)はかかりますので、やっと工事の日を迎えたのに、
「できませんでした」
とキャンセルされるのはショック過ぎますが、、、あり得るんです。
光回線の工事ができない場合に選べるインターネット
もし、自宅に光回線の工事ができないことが判明したり、予想されたりしても
今現在は全く心配する必要はない
と思います。
光回線に劣らないサービスが出てきているからです。
例えば
- 他の光回線
- ケーブルテレビ回線
- ホームルーター
- モバイルWi-Fi
を選ぶことができます。
この中でも現在のおすすめはホームルーターです。
他の光回線を選ぶ
仮にあなたが電力会社が提供している光回線を導入しようとしていた場合、提供範囲が限られていて利用できないこともあるでしょう。
しかし、他の光回線では提供エリア内であることもあります。
例えば、フレッツ光は日本全国かなり広範囲に光回線を提供していますので、ご自宅がフレッツ光の提供エリア内であれば、それを検討することもできるでしょう。
そうは言っても価格やサービスも関係してくるので、繋がればどこの回線でもいいというわけにはいかないかもしれませんが。
参考までに当サイトで高く評価している光回線を取り上げた記事も紹介しておきますね。
よろしければご覧ください。
ちなみにフレッツ光系回線なので広範囲で利用できるものです。
ケーブルテレビ回線を選ぶ
お住まいの地域によっては、光回線は届いていないけど、ケーブルテレビ回線は届いているという可能性があるかもしれません。
ケーブルテレビ回線は山間部などに強いという特徴を持っていますので、そういうところは特に、
光回線は届いていないけどケーブルテレビはどうか?
を考えてみるのは良い手と言えます。
ただし、テレビとセットの提供となるので割高になることが多いんです。
背に腹は変えられない場合もありますが、ちょっと残念。
ホームルーターを選ぶ
今現在だと、このホームルーターを契約するというのは1番良いんじゃないかと思います。
ホームルーターは有線工事がいらない
からです。
自宅のコンセントに挿すだけなので、誰でも使えます。
最近のホームルーターは5G対応しているので、超高速ですし。
万が一の引っ越しでもコンセントを抜いて持っていくだけなので楽々です。
ただ性能とサービスがピンキリなので賢く選ぶ必要があります。
冒頭でもお伝えしましたが、
ホームルーターを選ぶなら現在はdocomo「home5G」が良いでしょう。
モバイルWi-Fiを選ぶ
最後の選択肢としてあげるのは
モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)です。
ホームルーターと違う点は持ち運びが可能という点です。
どうせ同じ無線なら持ち運べる方が良い、と思われるかもしれません。
そのほうが便利な人もいるでしょうね。
特に一人で使うとか、外でも使いたい人にとってはモバイルWi-Fiの方が良いと言えます。
しかし、そもそも光回線を検討しているということは
家族で使いたいとか
データ無制限で使いたい
希望があるのではないでしょうか。
ホームルーターの方が多人数で使う点では有利です。
- 電波のつながりやすさ
- 通信データ容量
の点ではホームルーターのほうが良いです。
まとめ:光回線の工事ができないアパートや戸建てはどうすればいい?
光回線を自宅に引くことができれば良いですが、
工事ができない状況は多々生じます。
- 光回線の提供エリア外
- 河川や国道を横切る工事が必要
- 電線が地中にある
- 敷地所有者の許可が下りない
- その建物専用(限定)のネット回線がある
- 配線装置が古くて使えない
- 配線装置が全て使用されている(空きがない)
- オーナー(大家さん)の許可が下りない
などなどたくさん状況があります。
これらの条件をクリアして契約できたとしても、実際に工事当日になって工事できない状況であることが判明することもあります。
その場合、工事できないにもかかわらず費用の負担が発生することもあるので、とてもショックです。
しかし、代わりのインターネットもあることを取り上げました。
- 他の光回線
- ケーブルテレビ回線
- ホームルーター
- モバイルWi-Fi
です。
特におすすめはホームルーターですが、ご自分に合ったネットを選ぶことが重要です。
一度契約すると、しばらくは使い続けるものですし、何より快適に使えなければ時間と気持ちを浪費していまいますから^^
本記事がお役に立てれば幸いです。