- 自宅でのネットは正直簡単なものでいい。
- オンラインゲームするわけでもないから通信容量そこまでなくてもいい
- わざわざ回線引くのも大変
- でもスマホのプランだけだと足りない…
確かに今はネットをするのに必ず固定回線を引かないといけないわけではありません。
今は工事不要ですぐにインターネットを行うことができる時代です。
結論から言いますと、ライトユーザーにとっては100歩譲ってありかもです。
ただお使いになる場所の問題もありますし、契約期間の問題もありますので、おすすめはしません。
私がおすすめするのは「光回線」です。結局はこれが一番良いです。
この記事ではどうしても回線を引きたくない人、かつ都会の電波が届きやすい場所にお住まいの方に向けて、置き型WiMAXをご紹介します。
おすすめではありませんが、一応良さについてはしっかりお伝えしますね。
楽チン設置の自宅WiFiは置き型WiMAX
WiMAX(ワイマックス)は固定回線ではなく、移動型インターネットです。
ですから自宅でインターネット回線を開通するために工事をする必要がありません。
これだけでも自宅でインターネットを楽しむためのハードルがグンと下がりますね。
引越しをするとしても、引越し先の家で
「ここでインターネットするか」
ポンッ!
と置くだけ。
それだけです。
- 撤去費用も
- 新居での工事費用も
- 時に何か月もかかる工事待ち期間も
- NTTなどの会社とのやり取りも
- 工事のために施工者が家に上がり込むことも
- 家の柱や壁にコードが配線されることも
ありません。
前の家からコンセントを抜いて、新居に持っていって
ポンッ!(置いて)
カチッ!(コンセントに差す)
で終了です。
楽チンは楽チンですね。
自宅WiFi置き型WiMAX「HOME L02」登場

出典:ブロードWiMAX
それは「WiMAX HOME L02」です。
置き型Wi-Fiルーターはいくつかありますが、
その中でも評判がそこそこなのがこのWiMAX置き型ルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」です。
そうなんです。
WiMAX置き型の最新機種は「WiMAX HOME 02」なんです。
しかし、性能面から選ぶと「Speed Wi-Fi HOME L02」が良いです!
ですからブロードワイマックスのサイトから機種を選ぶ場合
HOME▶︎端末一覧▶︎ホームルータータイプ
と進んで端末を見てくださいね。
ただ、今現在(2020年5月現在)は超人気で注文が殺到している結果、商品発送までに通常よりも時間がかかるようです。
追記:2020年7月現在はこの状態は解消されつつあるようです。
置き型インターネットWi-Fiの中ではですが、WiMAXは常に優秀でした。
比較をすると分かりやすいです。
置き型WiMAXの良さがよくわかる比較
まず固定回線との比較ですが、これは主に上項で挙げた
工事不要
という点が全く違うものですね。
工事不要であるゆえのメリットも上項で挙げました。
次に気になる比較が同じ「置き型Wi-Fi」との比較です。
ソフトバンクエアーと比較

出典:Softbank
置き型Wi-Fiルーターの代表格の一つに「ソフトバンクエアー」というものがあります。
宣伝も良くされていますのでご存知だと思います。
この「ソフトバンクエアー」も取り外し簡単ですので、お手軽感は「WiMAX HOME L02 」と一緒です。
しかし、「コスパ」という観点で考えたときには「WiMAX HOME L02」の圧勝です。
実際「SoftBankエアー」でツイート検索してみたら…
今使ってるSoftBankエアーってWiFiほんとに最悪。Googleで調べだけど口コミもなんか無いらしいし、みんな不満らしい、昼とか夜とか最近ずっとこれやし。(´;ω;`)
はいちゅう (@i6Kj3QqS3HDIUHI)さんのツイート
相変わらず繋がらないぞ。
マジ万次 (@numN25UFjPWYcoQ)さんのツイート
よくこれでお金請求できるな。
SoftBankエアー
びっくりするほどの文句が上がっていました…
正直、WiMAXとSoftBankエアーにこんなに差があるとは思っていませんでした。
そう言える理由を以下で比較して確認してみましょう。
対応エリア
これは実際に対応エリアの図を見ていただくことができます。

出典:Softbank

出典:UQWiMAX
これだけの差が東京近郊でもあるわけです。
さらにソフトバンクエアーの場合、対応エリアであっても申し込んだら、「エリア外」という判断になったということもあります。
基地局などの問題がまだ解決していないようです。
家の中での電波が届く範囲・通信速度
通信速度はどうでしょう?
ソフトバンクエアー:最大通信速度(下り)261Mbps
Speed Wi-Fi HOME L02:最大通信速度(下り)1Gbps
WiMAXの方がはるかに速いですね。
これはもちろん理想値ですが、実測もやはり差が出てしまいます。
あと、けっこう重要なのがそのスピードを自宅のあらゆる場所で利用できるかどうか、という点です。
WiMAX HOME 01には「ビームフォーミング」という機能が搭載されています。

出典:ブロードWiMAX
この機能は360度広範囲に電波を発信するのではなく、パソコンやスマホなどの受信端末めがけて電波を発信する方法で、電波が弱い場所での受信速度をアップする機能です。
ですから、大きな家だとしても1台でまかなうことができます。
あと、この最新型WiMAXにはさらに、「WiMAXハイパワー」という機能が追加されました。
この機能は外から受信する電波をしっかりとつかむ力をアップさせます。
WiMAXがSoftBankエアーよりも優れているのはこの点かもしれません。
はっきり言って家中に電波を送る機能よりも、この「そもそも外から来る電波をしっかりキャッチする機能」の方が大事です。
通信速度制限のかかり方
通信容量制限に関しては
ソフトバンクエアーもWiMAXも月間容量制限は設けていません。
月額料金
ソフトバンクエアー
- 月額基本料金:4,880円
- ルーターレンタル料:490円
- 計:5,370円
WiMAX(例:ブロードWiMAX)
- 月額基本料金:初月2,726円の日割り、1-2ヶ月目2,726円、3-24ヶ月目3,411円、25か月目以降4,011円
- ルーターレンタル料金:0円
- 計:最高4,011円
たった一ヶ月で最大2,000円以上も差がでます(;O;)
しかもどの月を比べてもWiMAXの方が安いです。
ソフトバンクエアー高し!
契約期間
これがクセモノです。
契約期間は2年、となってはいます。
3年契約のプロバイダが増えてきている中にあって、なかなかいいんじゃない?と一瞬思います。
しかし、それは機器をレンタルした場合です。(もちろんレンタル代金がかかります)
レンタルではなく、機器を購入するとどうなるでしょうか。
58,320円の機器を購入することを選びますと、36ヶ月の分割払いで計算されます。
月々1,620円です。
同時に月々割で1,620円の割引を受けられるので、実質無料でルーターを使うことができます。
しかし、「36回」の分割です。
「3年」です。
契約期間は2年なのに、支払いは3年続きます。
ということは、支払いを終えるころには、自動契約更新をしていて、あと1年の契約期間がある状態ということです。
巧妙に4年縛りになっています”(-“”-)”
もし2年契約で終わりたい!ということになれば、あと残りの端末代金は支払わなければいけません。
どちらを選びますか?
機器レンタルを選ぶと毎月490円プラス。。。
機器購入を選ぶと実質4年縛り。。。
WiMAXにはそんな実質4年縛りなんてありません。
念のためブロードWiMAXと他のプロバイダとも比較
WiMAXを扱っているプロバイダはブロードWiMAXの他にもあります。
大手を挙げるとしますと例えば、本家の「UQWiMAX」、「GMOとくとくBB」、「@nifty」、「BIGLOBE」などなどです。
この中では「ブロードWiMAX」がよいです。
ブロードWiMAXも今やWiMAXプロバイダ大手の会社ですので、安心ですし。
ちょっと比較してみましょう。
サービス提供会社 | 3年間総支出額 | キャッシュバック割引 |
ブロードWiMAX | 128,626円 | 最大19,000円(他社から乗り換えの場合) |
BIGLOBE | 139,800円 | 15,000円(しかし端末が有料19,200円) |
@nifty | 150,890円 | なし |
GMOとくとくBB | 152,160円 | 最大26,000円 |
UQWiMAX | 157,680円 | なし |
これは2020年現在のデータです。WiMAXの「ギガ放題」プランで比較しています。
本家のUQWiMAXが一番高いことがわかるかと思います。
そのままUQWiMAXで契約することだけはやめた方がいいです。ただただ損です。
会社が変わってもWiMAXの品質は変わらないことを考えるとしっかり選びたいものです。
表をご覧になってお気づきかと思いますが、実は総支払額の金額だけを見ると「GMOとくとくBB」が一番安いです。
ではなぜ「ブロードWiMAX」が一押しとなっているのか?
ブロードWiMAXは解約違約金が無料になるサービスを展開しています。
条件はありますが、万が一契約中に電波の繋がりが悪くなったとか、引越ししなければいけなくなったけど引越し先が電波入らないなどなど、予期していないことが生じたときに、ほかのネットを契約しないといけないけど、繋がらないWiMAXも契約期間が残ってる(T_T)
という場合、解約違約金なしで他のネットを使えるというのは相当なメリットです!!!
3年以内に解約しなければ解約違約金の心配はしなくても良いのですが、万が一を考えたときに1年あたり2,000円高くても解約違約金が無料で済むブロードWiMAXをリスク回避という要素も含めて
最安!
として挙げておきたいと思います。
わたしもGMOとくとくBBを契約していたことがあるのですが、この違約金に泣かされました(T_T)
解約すること前提の契約というわけではありませんが、いざ解約しなければならない時のことを考えるとこの差は重要かと思います。
それで、総支払額の安さと解約時のリスクを最大限に抑えた「ブロードWiMAX」が置き型WiMAX契約先としては良いという結論になります。
まとめ:置き型Wi-Fiの中ではWiMAX「HOME L02」が○!おすすめはしませんけど。
WiMAX「Speed Wi-Fi HOME 02」は
- 工事不要
- エリアが広い
- 通信速度が速く、家中に届く
- 月額料金が安い
- 通信容量が大きい
- 契約期間が長くても3年
などなどの理由からライトユーザーには
同じ置き型Wi-Fiのソフトバンクエアーと比較しても
WiMAXが良いと言えます!
それでもやっぱり、
私は光回線がベストだと思います。
本記事も最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。